なんと言ったらいいのか、少し大げさな言い方かもしれませんが使っていて解放感や爽快感のようなものを感じられるお財布です。フラップを開くと広めのマチで大きな部屋がふたつ開きます。ひとつは大きな小銭入れ、もうひとつは札やカードが入るメインの部屋。こちらはまちをふたつ繋ぎ合わせ、折れ巾を狭くして使い勝手を向上させるとともに、広いゆったりとした空間を作り出しています。ありそうでなかなかない部屋かもしれません。おおらかな雰囲気を演出しています。カードは12枚+3、4枚。カードポケットの前と後ろにまちのないべたポケットがあり後ろの方に大きめのカードポケットがひとつあります。メインの部屋のマチの真ん中に小さなしきりがあり例えば千円札と5千円札のしきりとして使うようなことができます。別の使い方としては、しきりを使いお札を前に寄せておくと後部のカードポケットが非常に使いやすくなります。大きな部屋を機能的にうまくつかうための小さな工夫をしてみました。長財布としては大きすぎず小さすぎず、単純明快なコンセプトでありながら整理できる収納や、細部の意匠にもこだわっています。ファスナー好きの作者があえてファスナーを使わず作り結果とても新鮮なものができたなぁという感じをいだいています。使っていて気持ちがよく、お金という一種のエネルギーの流れに乗ったような、そんなリラックスした感じがなんとなくあるのです。隠れたテーマは逆三角形。上から降りてくるものを大きく受け止める形。作者が長年に渡りとても気になっている図形なのです。革はイタリアのタンニン鞣しの牛革です。表面にわざと傷をつけたスクラッチ加工が特徴です。アンティークな雰囲気を醸し出しています。油脂分がたっぷり入った革なので使っているうちにつるつるしていき艶と色味を増してゆきます。天然素材のため傷、しわ、筋などが入ったり、色ぶれ、染めムラ等がある場合があります。自然な風合いを大切にしたヌメ革なのでご理解ください。化粧箱入りでお届けいたします。さらにラッピングをご希望の方はお申し付けください。革　margot(Virgilio Conceria Artigiana社）色　緑サイズ（約）　巾195mm　高さ100mm　厚み40mm